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Epiphone Zenith1934年製
NYエピフォンのアーチトップギターの歴史はおおよそ1931年あたりから始まるのですが、その最初期の頃からスタンダードな機種としてラインナップされ、ギブソンに買収される1950年代後半まで生産され続けたロングセラーモデル。
そんなZenithの最初期モデルは、ボディが13 5/8インチという超小型サイズで、その後時代のニーズとともに徐々に大型化され最後には16インチボディまで大きくなるのですが、今回入荷のこの一本は1934年に最初のモデルチェンジで14 3/4"になる直前の過渡期の仕様で組み上げられた貴重な一本です。
デビュー当時の仕様はスプルース単板削り出しトップにメイプル・サイド&バック。1934年にボディが14イtンチに大きくなるとサイド&バックにウォルナットが採用され始めます。今回のこのZenithは14インチボディ以降に材であるウォルナットがなぜかサイド&バックに使用され、ヘッドストックの"Masterbuilt"も1933年限りでなくなるはずなのですが、こちらのギターは1933年仕様のまま。
色々調べてみると、この過渡期の時期にはこう言ったごちゃ混ぜ仕様のギターが多く存在しているようです。まぁそもそもこの時代のギターが市場に出回ることはほとんどなく、当時もアーチトップギターの生産を始めてまだ間もない時代で生産本数的にもそこまで多くなかったのが容易に想像つくので、一定数の不規則型は存在したんだと思います。
これだけコンパクトサイズのボディですが、これが意外にも生音は良く鳴ります。現代の使用にも十分耐えうるクオリティ。しかも今回のギターはほぼフルオリジナル状態をしかも綺麗に残している超貴重な一本です。
全体的にウェザーチェックや打痕などありますが割れや致命的なダメージはありません。バインディングも1箇所割れているところはありますが剥がれもなく非常に良い状態を保っています。ネックも問題なし。
希少な一本なのでコレクションとしても良いですが、ガンガンに使っても申し分ない力を発揮してくれそうな一本です。
¥315,000 <¥346,500 w/tax>
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